一般社団法人岩手西北医師会

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やまぼうしネットワーク
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岩手西北医師会認知症支援地域ネットワーク

紺野 敏昭

こんの神経内科・
脳神経外科クリニック

岩手西北医師会では平成25年12月から『認知症支援地域ネットワーク』を立ち上げ、岩手西北医師会圏内5市町の地域包括支援センターの皆様とともに認知症の啓発ならびに、地域連携の強化を目的に活動してまいりました。
既存の認知症支援地域ネットワークとやまぼうしツリープロジェクトが連動することで、お互いの顔が見える関係を構築、ネットワークの一人ひとりが自身の役割意識を持って主体的な活動につながることを期待します。
また、メンバー全員がそれぞれの思いを共有することで連帯感が生まれ、人と人とのつながりが広がり、活気ある心豊かな町づくりを目指します。
認知症の人と家族の会の皆様にもご参加いただき、認知症のご本人と家族の思いや希望を汲み取ることができる懐の深い“わたしの認知症ネットワーク”を作って参ります。

岩手西北医師会認知症支援地域ネットワーク
(やまぼうしネットワーク)について

岩手西北医師会認知症支援地域ネットワーク(やまぼうしネットワーク)

《立ち上げの趣旨》

認知症の患者の増加は著しく、現在推計462万人と言われている。軽度認知機能障害(MCI)は400万人と類推されており、もはや珍しい疾患ではなくありふれた病気(common disease)と言える。
専門医だけで診療を担当するには限界が見えている。さらに、早期の発見と、早期の治療とケアの介入が進行の抑制だけでなく、ご本人ならびにご家族にとってもベネフィットが大きいことが明らかになってきた。認知症を診断、治療する医師の確保が急務である。さらに、認知症の治療においてはケア・介護との連携が不可欠であり、投薬による効果はケア・介護がうまく機能していてはじめて最大の効果が得られる事をはっきりと認識すべきである。
したがって、医療行為とケア・介護は車の両輪として有機的に機能させる必要がある。ここに認知症の人への治療とサポートに携わる多職種間の連携ネットワーク構築の意味があり、地域社会にひろく広め、地域社会の文化として醸成していくことが必要である。それが私たち医師会の使命、責務であると考える。

《目的》

・認知症の早期発見と早期治療開始を目指す
・もの忘れ検診の充実を図る
・患者さんの利便性を最優先として、必要に応じて多職種間での連携を通して速やかに問題に対処する
・住民への啓発活動を積極的に行う
・岩手郡に属する5市町に均等的なサービスを提供できるよう努力する

名前の由来
ヤマボウシ

昔から日本原産のヤマボウシは花が集合して咲くことから、友情の花として人々に親しまれてきました。
ヤマボウシの花のように認知症のご本人に寄り添って、笑顔の花を咲かせたいという願いが込められています。

岩手西北医師会認知症支援地域ネットワーク構想
ネットワーク構想

やまぼうしネットワークでは、もの忘れ相談医(オレンジドクター)と地域包括支援センターとの連携を図りながら認知症の治療と介護へのつなぎを推進してきました。各自治体には認知症初期集中支援チームも発足しました。
次のステップとして、認知症検診事業は行政と協働で平成30年度から開始できる予定で準備中です。

やまぼうしツリープロジェクト
やまぼうしツリープロジェクト

認知症のご本人と家族や地域の皆さんが笑顔で暮らせる地域に発展することを目指し、『育てよう!わたしの認知症ネットワーク やまぼうしツリープロジェクト』を企画致しました。
やまぼうしツリーには、職種別に色分けした「花」型の台紙に名前・認知症支援として自分が出来ることを記載し貼り付けます。(希望者は写真も。)
5市町ごとに作成しており、各やまぼうしツリーはどんどん大きな木になっています。

ネットワークメンバー

構成メンバー
構成メンバー
ネットワーク運営構成メンバー

《医師》

滝沢市 髙橋邦尚、髙橋 真、金森一郎、紺野敏昭
雫石町 篠村達雅、千葉俊明、七海敏之、大森浩明
八幡平市 森 茂雄、瀧山郁雄、及川忠人
岩手町 北上 明、佐々木久夫、浮田昭彦、佐渡 豊
葛巻町 遠藤秀彦、本多勇希
盛岡市 成島勝之助、坂本文明、坂本牧子、八角有紀、水野紹夫、斎藤宏之

《臨床心理士》

滝沢市 山館圭子(栃内第2病院)

※盛岡市の医師は旧玉山村で元岩手郡医師会のメンバーであり、地理的にも当医師会とのつながりが強いため、盛岡市医師会の承諾を得てメンバーに入っていただいている。

岩手西北医師会もの忘れ相談医(オレンジドクター)
医師 市町 専門科 設備 備考
金森 一郎 滝沢市 精神科 入院 認知症サポート医
紺野 敏昭 滝沢市 神経内科・脳神経外科 MRI 認知症サポート医
髙橋 邦尚 滝沢市 内科・放射線科 CT 認知症サポート医
髙橋 真 滝沢市 内科(消化器)   認知症サポート医
森 茂雄 八幡平市 整形外科   認知症サポート医
瀧山 郁雄 八幡平市 内科 CT 認知症サポート医
及川 忠人 八幡平市 脳神経外科 CT・
MRI
認知症サポート医
千葉 俊明 雫石町 内科   認知症サポート医
七海 敏之 雫石町 脳神経外科   認知症サポート医
篠村 達雅 雫石町 外科   認知症サポート医
大森 浩明 雫石町 外科 CT 認知症サポート医
北上 明 岩手町 脳神経外科 MRI 認知症サポート医
浮田 昭彦 岩手町 内科   認知症サポート医
佐渡 豊 岩手町 脳神経外科 CT 認知症サポート医
遠藤 秀彦 葛巻町 外科 CT 認知症サポート医
本多 勇希 葛巻町 内科 CT 認知症サポート医
坂本 文明 盛岡市 精神科 CT・
入院
もの忘れ相談医
坂本 牧子 盛岡市 神経内科   もの忘れ相談医
成島 勝之助 盛岡市 整形外科   もの忘れ相談医
八角 有紀 盛岡市 内科(消化器) CT もの忘れ相談医
斉藤 宏之 盛岡市 内科   もの忘れ相談医
岩手西北医師会認知症サポート医
医師 施設名 市町
紺野 敏昭 こんの神経内科・脳神経外科クリニック 滝沢市
髙橋 真 高橋胃腸科内科クリニック 滝沢市
金森 一郎 かなもり神経科内科クリニック 滝沢市
池田 凱之 介護老人保健施設 ホスピー滝沢 滝沢市
髙橋 邦尚 ゆとりが丘クリニック 滝沢市
伊藤 浩信 介護老人保健施設 たきざわ 滝沢市
森 茂雄 森整形外科 八幡平市
佐藤 尚孝 介護老人保健施設 岩鷲苑 八幡平市
山高 毅久 介護老人保健施設 あしろ苑 八幡平市
及川 忠人 東八幡平病院 八幡平市
瀧山 郁雄 八幡平市国民健康保険 西根病院 八幡平市
篠村 達雅 篠村医院 雫石町
千葉 俊明 雫石診療所 雫石町
七海 敏之 雫石診療所 雫石町
大森 浩明 雫石大森クリニック 雫石町
佐渡 豊 佐渡医院 岩手町
北上 明 北上脳神経外科クリニック 岩手町
浮田 昭彦 さわやかクリニック 岩手町
遠藤 秀彦 国民健康保険 葛巻病院 葛巻町
本多 勇希 国民健康保険 葛巻病院 葛巻町

症例数

構成メンバー

この5年間で3,907人の新患を治療に導入できた。(2018.12月現在)

1年目(H25.12.1~H26.12.31)

計 882人

症例数

2年目(H27.1~H27.12)

計 825人

症例数

3年目(H28.1~H28.12)

計 745人

症例数

4年目(H29.1~H29.12)

計 749人

症例数

5年目(H30.1~H30.12)

計 706人

症例数

認知症ネットワークカンファランス

岩手西北医師会認知症ネットワークカンファランスの結成

葛巻町・岩手町・八幡平市・玉山村(盛岡市と合併)・滝沢村(現滝沢市)・雫石町にまたがる広い範囲の医療を担当する岩手郡医師会(現岩手西北医師会)には総合病院はなく会員数も約100人であり、増え続ける認知症はもはやありふれた病気(common disease)といえる状況にあった。
少ない数の脳神経外科医、神経内科医、精神科医だけでは診療しきれず、これらの標榜科の存在しない自治体もあった。
標榜科を問わず認知症に興味を示してくださった数人の先生方で認知症ネットワークカンファランスと銘打って勉強会を始めたのが平成23年8月31日である。

岩手西北医師会認知症ネットワークカンファランスのあゆみ

■第1回岩手郡認知症ネットワークカンファランス

平成23年8月31日(水)
演者:紺野 敏昭「アルツハイマー型認知症についての基礎的事項」
参加者:高橋 真、高橋邦尚、森 茂雄、水野紹夫、秋山法宏、紺野敏昭

■第2回岩手郡認知症ネットワークカンファランス

平成23年12月7日(水)
演者:紺野 敏昭「4種類の認知症について」
参加者:森 茂雄、高橋邦尚、水野紹夫、秋山法宏、高橋 真

■第3回岩手郡認知症ネットワークカンファランス

平成24年2月29日(水)
演者:紺野 敏昭「MCIとは? 認知症の心理学、認知症の早期発見・早期治療の意義、ネットワーク作り」

■第4回岩手郡認知症ネットワークカンファランス

平成24年11月14日(水)
演者:紺野 敏昭「レビー小体型認知症について」
特別講演:岩手医大認知症疾患治療センター 臨床心理士 赤坂 博 先生

■第5回岩手郡認知症ネットワークカンファランス

平成25年11月27日(水)
演者:紺野 敏昭「岩手郡医師会の認知症に対する地域連携の展開」〜岩手郡認知症支援地域ネットワークの立ち上げ〜 スタッフによる長谷川式スケールの検査法の実際
参加者:医師、各施設の職員

■第6回岩手郡認知症ネットワークカンファランス

平成26年7月9日(水) ホテルメトロポリタン本館 19:00~
講演1 紺野 敏昭「立ち上げから6ヶ月を経過した岩手郡認知症支援地域ネットワークの現状の報告」
講演2 北上 明「認知症の症例について」
講演3 岩手県認知症疾患医療センター 近藤 昭恵 先生『認知症を支える社会福祉制度と支援』

■第7回岩手郡認知症ネットワークカンファランス

平成26年10月15日(水)
演者:紺野 敏昭「レビー小体型認知症について」

■第8回認知症ネットワークカンファランス

平成27年7月1日(水)
演者:紺野 敏昭 現状報告
・八幡平市での合同研修会、やまぼうしツリープロジェクトの案内
・日本光電製 もの忘れ検査(タブレット式)使用によるもの忘れ検診事業の可能性について

■第9回認知症ネットワークカンファランス

平成28年3月2日(水) エスポワールいわて 1F 会議室 19:00~
講 演:紺野 敏昭 「認知症治療・多職種連携の更なる向上を目指して」
特別講演:矢巾町地域包括支援センター 認知症地域支援推進員 鱒沢 陽香 さん「矢巾町認知症支援の取り組みについて」

■第10回認知症ネットワークカンファランス

平成29年6月17日(土) ホテルロイヤル盛岡 16:00~18:00
演者:紺野 敏昭「道路交通法改正に伴う認知症の診療・ケアへの影響について」
特別講演:ヤマト・スタッフ・サプライ株式会社 事業推進部マネージャー 松本 まゆみ 氏
「官民連携で地域を支える「まごころ宅急便」~その先の取り組みへ~」

■かかりつけ医認知症対応力向上研修および第11回認知症ネットワークカンファランス

平成30年3月28日(水) 大通会館リリオ
★かかりつけ医認知症対応力向上研修(18:00~19:10)
【講演1】(18:00~18:15)
演者:紺野敏昭 「岩手西北医師会認知症支援地域ネットワーク(やまぼうしネットワーク)の認知症治療にかかわる4年間の歩み」
【講演2】(18:15~19:05)
演者:福士歯科医院 院長 福士 宏也 先生「認知症と歯科」
★第11回認知症ネットワークカンファランス(19:20~20:20)
【特別講演】
座長:紺野 敏昭 
講師:盛岡市立病院 診療部長兼神経内科長兼地域連携室長 佐々木 一裕 先生『高齢者のてんかんについて―認知症患者を含めて―』

■平成30年度かかりつけ医認知症対応力向上研修会および第12回認知症ネットワークカンファランス

平成31年2月20日(水) 大通会館リリオ 3F 18:50~21:00
【特別講演】
座長:岩手西北医師会認知症支援地域ネットワーク代表 こんの神経内科・脳神経外科クリニック 紺野 敏昭
講師:清山会医療福祉グループ顧問 いずみの杜診療所 松田 実 先生『レビー小体型認知症の症候学』

医療・介護連携シート

「医療・介護連携シート」とは

介護支援専門員や包括支援センターが、医療機関の先生と認知症相談に関してスムーズな連携が図られることを目的とし、滝沢市地域包括支援センター・岩手西北医師会認知症支援地域ネットワークで検討・作成しました。

記入例およびポイント
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※記入日・受診予定日を令和に修正致しました。

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