岩手西北医師会

岩手西北医師会は、八幡平市・葛巻町・岩手町・雫石町・滝沢市で、
開業、勤務、居住する医師が加盟する団体です。
会員専用

「岩手西北医師会」に決定するまで

 昭和22年、岩手郡医師会として発足し、その後平成17年に西根町・松尾村・安代町が八幡平市となり、平成26年に滝沢村が滝沢市となり岩手郡医師会より平成26年6月に岩手西北医師会となりました。

栃内 秀彦

 盛岡市近郊の桜の開花は、本年も当院(肴町)の桜が一番早かった様です。春の花だよりが、一番先に伝えられたと思うだけで、なにかしらうれしい気持ちになれます。
 桜の花見は、他の花の花見とは異なり、飲酒・飲食、手踊り等がつきものです。
 酒け飲みとは言えない小生でも、昔からサクラの花見はそんなものだろうと容認していました。

 昔は山の神を「サ」神と呼んでおりました。春5月(皐月)、山の神が坂(サカ)を降り、里(サト)に入り、桜(サクラ・サ鞍)に乗り込みます。
 我々の先祖は、桜(サ神)を迎え、最初に酒(サケ・ササ)・肴(サカナ)を捧げ(ササゲ)、榊(サカキ)でお祓いした後、下げ物(サゲモノ)をいただき、山の神(田の神)と一緒に春を祝います。
 田の苗は早苗(サナエ)と言い、田植する人は早乙女(サオトメ)と言い、5月(皐月)は、サ神様が、田神様となる月です。田の仕事が一段落すれば、サナブリ(サ昇り)と称して、田の神が山へ帰る事となります。
 盛岡近郊での桜は、裁判所(南部北家)の石割桜、沢田浄水場のシダレ桜、小岩井の一本桜が有名です。一本桜はあまり大きな桜ではありませんが、岩手山とのバランスがとても良い様です。

 岩手郡医師会も、八幡平市につづいて、平成26年1月1日より『滝沢市』になります。そろそろ、岩手郡医師会の名称変更が必要となりそうです。
 岩鷲山医師会、岩手山医師会、岩手西北医師会、岩手郡市医師会・・・、等が浮かんできますが・・・(?)。
 何か現在の当医師会にフィットするバランスの良い名前が浮かびましたら、ぜひとも岩手郡医師会にご連絡下さい。

(医報No103 副会長 栃内秀彦先生挨拶文より抜粋)

 その後、栃内先生御発案の「岩手西北医師会」が正式名称となりました。

ロゴマークの紹介

 今では馴染みある岩手西北医師会のシンボルとなっていますが、このロゴマークは、岩手西北医師会の創設70周年記念事業として制定されたものです。ホームページだけでなく、医報、封筒、様々な広告物に展開されています。

岩手西北医師会
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