八幡平市担当理事のあいさつ

　八幡平市担当理事として微力ではありますが、地域医療の充実のため尽力して参ります。
　八幡平市の医療のためには、八幡平市立病院の充実が不可欠と考えています。本年度は内科常勤医4人体制となっており、病診連携合同勉強会開催のおりには、得意分野等を紹介し、市内の先生方のお役に立てればと思っております。今後も望月先生を中心に医師確保に努めてまいります。
　地域活動費につきましては、盛岡北部多職種連携推進共同体（チームカウンティー岩手）と学校保健への使用を考えています。チームカウンティー岩手は、盛岡北部行政組合管内の医師・ケアマネ・介護士の団体で、これまで「施設での看取り」「ACP」をテーマに勉強会を開き、施設での看取りに関しては、県から注目をいただく成果を上げております。また学校保健では、肥満傾向の児童の割合が高いことが健康課題となっており、市内全体で「小児肥満症判定フローチャート」を学校健診時に使用し、医療に継げる必要性の有無を判定しています。フローチャートを作成した養護教諭の活動に関して、何か協力できないかと考えています。
　あくまで私見ですが、休日当番医に関し、八幡平市・岩手町・旧玉山村をひとつのブロックとして八幡平市立病院と八角病院で検査可能な休日当番医の体制を作れないものかと思っています。地域医療に対する貢献のため、休日当番医を引き受けておられる先生がいることも承知しておりますが、県立中央病院、救急センターの負担軽減のためには、必要ではないかと思っています。