チャグチャグ馬コ(滝沢市)
滝沢市担当理事のあいさつ
滝沢市は盛岡市に隣接し、長年盛岡市のベッドタウンとしての立ち位置にあった為か滝沢市が村から市へと市制が移行する際、岩手日報の特集紙面で「滝沢市の医療は盛岡市へのいわゆるセルフライディング(ただ乗り)医療である」と揶揄された。確かに他の4市町は各々の経済事情にも関わらず、規模の違いはあっても公立の医療機関を備えているのに比べ滝沢市のそれは皆無である。
一方でここ数年のコロナ対策に関して滝沢市と滝沢市地区医師会との間には多くのあつれきがあった。しかし、それを契機として滝沢市地区医師会と地元の自治会連合会及び市会議員団その他との連携が始まり、市の医療環境改善を目指して市長を中心とした市行政との話し合いがスタートしている。他市町の会員諸氏及び滝沢市民に於かれては「盛岡市へのただ乗り医療」が今後どう変わって行くのか御注視頂きたい。